こんにちは、イガラシです。
3年生になって母性、小児、成人、老年、精神、在宅の実習が終わりました。
領域別に紹介していきたいと思います。
母性実習
男なのになんで母性実習に行かなくちゃいけないんでしょう。将来、産婦人科に勤めることなんてないのに。でも母性実習では貴重な体験ができました。
なんと、2回も出産に立ち会うことができました!
男子学生は結構お断りされることが多かったり、そもそも出産予定がなかったりで分娩を見学することができないのです。
分娩中の旦那さんは奥さんの手を握りながら「大丈夫?大丈夫?」と泣きそうな顔をしていました。
こういう時の男の無力さと母の偉大さを感じました。
母性の実習では妊婦は正常な経過をたどることが多いので看護計画も問題ではなく、現状をさらに良くしていくウェルネスで計画を立てました。
母乳の出が悪い人に対して指導もしますが、マッサージなどを指導しても行わない人に対してはマッサージを行ってもらうのでなく、行わなかったことで起こる問題や、問題が起きたときの対処方法を説明するということも有効でした。
小児実習
今年の保育園実習は男子学生がひとりしかいなかったので、園児から大人気でした。
朝、保育園に行くと大勢の園児からたかられます。毎日ヘトヘトで実習が終わったら死んだように眠っていました。
病棟実習ではまさかの急性期の患児。
急性期実習では手術の患者を受け持たなかったのに前の実習に続き2回連続で急性期の受け持ち。
子どもだから余計にわからない。まして思春期の子どもなんて余計にわからない。もはやなにがわからないかもわからない実習でした。
患児の行動を見守ったり、勉強できる環境を整えたり、一緒にゲームをやったりしました。
とても子供が欲しくなる実習でした。子供は素直で可愛いですね。
成人実習
はじめに成人実習とは言っても高齢化社会だから受け持つのはみんな老年期でした。
成人実習では整形で入院した構音障害の患者でした。この患者はコミュニケーションをとるのに苦労しました。
情報収集するのにも話していることが通じないと、機嫌が悪くなって「帰れ、もう来るな。」と言われてヘコんでいました。
このことを教員に相談したら「大変だから患者を変えて欲しいだけでしょう?」って言われました。
辛くて悔しくて学校生活で一度だけ涙しました。
情報を聞き出そうとするのではなく、相手から話をしてもらえるようにならなければなりません。構音障害に限らず、適当にあいづちをうって話を傾聴することは大切ですね。
老年実習
ここで指導者に目をつけられました。
精神的に1番辛い実習になりました。
患者理解は深まったが、特に老年の学びはなかった。
精神実習
何しにいったんだろうか。
患者と毎日トランプして将棋して卓球しての実習でした。
最後に指導者から「精神病棟はどうですか。」と問われ、「疾患の理解よりその人自身を理解することが必要でやりがいがある。精神病棟で働くのもいいなと思いました。」と答えました。
そしたら教員が「この子の言うことはコロコロ変わるんで気にしないでください。」って。
確かに在宅希望だけど、そんなこと言われる筋合いはないし、実習を通してやりたいことが変わってもいいでしょう。
学ぶことに加えて将来、働きたい場を探す実習でもあるわけだし。
この時、クラスの彼女がまた浮気をしてきた挙句、体を売ってきたため別れました。
在宅実習
在宅実習では訪問看護ステーションやデイサービスや地域連携室に行きました。在宅はまだ浅い分野で「看護学実習」じゃなくて「看護論実習」なんですよね。
患者家族が望む生活ができるように介護度に応じてサービスの調整や他職種と連携して自宅で療養できるようサポートします。
おわりに
実習は6割取れていれば合格なので、私はいつも60〜80点取れるように頑張ってました。みんなが実習記録を4枚書くところ、私はいつも2枚ほどしか書きませんでしたが全部受かっています。
でも赤字で直されたらところはちゃんと書き直していました。ちゃんとやることやっていれば受かります。
男は良くも悪くも目立つので気を付けてください。
私は優秀な学生ではないので、このブログも楽しみ程度に読んでもらえたら幸いです。